覚悟のはなし

ずっとずっとずっと考えてて、

 

友達には、

「真鳥くんは絶対辞めない」

って断言してたけど、ほんとは自信なくて。

自分にも、

「今もきっと、次のコンサートの振付考えてる」

って言い聞かせてたけど、ほんとはずっと不安で。

「真鳥くんが辞めちゃった時の降りる先考えなきゃ~」

って冗談っぽく言ってたけど、ほんとは本気で考える日もあって。

でもそんなこと考えたくなくて、投げ出して、

そんなこと考えてしまう自分が情けなくて、

落ち込んで。

 

去年の夏。ほんとうに何もなかった夏。

毎日毎日、Jr.のプロフィール確認して、

URLの最後、94

変更して、検索ボタンを押して、

表示するまでのほんの数秒。

その数秒がものすごく長く感じて。

 

 

そんな長い長い、夏を乗り越えて、 

 

 

秋。

真鳥くんは、私の大好きな真鳥くんは、そこにいた。

信じてあげなかった自分を恨むくらい、

真鳥くんは強くて、かっこよくて。

 

 

もう何があっても私は平気。

だって真鳥くんはこんなに魅力的な人だ。

きっと、素敵な場所に連れて行ってくれる。

って、強くなったつもりでいたけど、

 

 

あけおめのコンサートのあと、

また、わからなくなった。

口では「いなくなったりしないよ」って言いながら、

ずっとずっと、考えてた。

何を考えてたのかもわからないし、

どんな答えを探してたのかもわからないけど。

 

 

 

1月20日

真鳥くんが日誌を更新した。

今までで一番待った気がする。

(実際に、ちょっと前にこれまでのスパンを計算したとき、次更新するのは17日付近だと予想していたから、かなり待った。)

 

真鳥くんの日誌を、何度も何度も読んで。

わたしは、

「真鳥くんは、覚悟を決めたんだ」

と感じた。

どんな覚悟かと問われれば、答えるのは難しいが。

真鳥くんが、自分で決めた道。覚悟。

おそらく、自分の仕事を蹴ってまで。

“自分のために、だけじゃない。

関西Jr.のために、ファンのために、

自分にしかない力を磨く。”

 

いつもの、“アイドル林真鳥”ではない、

1人の人間、1人の男としての。

林真鳥”としての、覚悟が見えた。

 

おそらくわたしは、

これから先、真鳥くんが、

このまま関西Jr.にプレイヤーとして残り続けようと。

時が来て、卒業しようと。

振付師として裏方に行こうと。

デビューしようと。

事務所を退所しようと。

表舞台から一切の姿を消そうと。

 

 

きっと納得する。

 

 

なぜなら、真鳥くんが選んだ道が間違いじゃないと言えるから。

 

 

真鳥くんが選んだ道。

きっとそれが、“第一の真鳥”だから。

 

 

今回の日誌は、ほんとうにいつもの真鳥くんが書いたのかって言うくらい。

いつもの、キラキラアイドル林真鳥とは比べ物にならないくらい。

今まであまり真鳥くんから感じたことのない、

“人間味”みたいなものを感じた。

(ただ単に、最近気が病んでいたせいだと言われればそうかもしれないが)

 

真鳥くんが、「ダンスがものすごく楽しい」という気持ちを隠しきれていない。

心の弾みが漏れ出ていた。

 

 

 

長々とわかった風にして書き並べてはみたものの、

真鳥くんの将来は一切見えていない。

だが、ひとつだけ決意をした。

真鳥くんも、覚悟を決めたのだから、

わたしもここで、覚悟を決めなければならない。

 

 

わたしはもう、真鳥くんに、どんなことがあろうと。

はたまた、仕事が全くなかろうと。

 

“真鳥くんを信じる”

 

 

ここまで書いておいてそんなことかと思うかもしれないが、これはわたしの中ですごく壮大だ。

わたし1人が応援しようがしまいが、真鳥くんになんら影響を及ぼすことなんておそらくないに等しい。

それでも、わたしは。

“第一の真鳥”の完成形を見届けなくては死んでも死に切れない。

どんなにわたしが不安に思っても、

真鳥くんは、いい意味で、

わたしの想像を裏切ってきた。

だから、きっとこれからも真鳥くんは、わたしの想像をゆうに超えてくる。

それが今は楽しみでならない。

 

2019年。

おそらく、向井康二にとっても、室龍太にとっても、なにわ男子にとっても、林真鳥にとっても。

関西Jr.にとって重要な1年になる。

関西Jr.が一体どんなワクワクを届けてくれるのか。

どんな時代を築いていくのか。

全力で見届ける覚悟はできている。